ことばとは何か?

ソシュールはことばは思考の定着とための手段、言語外現実を指し示すものという考えを否定している。
言語に先だつ概念はなく、言語が現れる以前は分節されない混沌とした世界があった。
ことばが本質的に分節された世界を名づけたものでなくても、人間がことばで表現とコミュニケーションを
行う場合、ツールであることばは他者との共通理解のためにもっとも具体化された手段であり、既存の
ものであり、与えられたものである。と、思う。つまり、私が問題としているのは、「表現および
コミュニケーションにおけることば」である。他の手段としては絵や音楽、非言語コミュニケーションなど。
既存のことばを使うことを問題にすることとことばの本質を探ることは矛盾しない・・・はず。